最近、企業の不祥事 (注1) が相次いでいますが、問題を起こす企業には共通点かあると思います。 それは「社員を大切にしていない」ということです。 「社員を大切にする」とは、給料が高いとか、福利厚生 (注2) を充実させるということではなく、仕事を通じて成長できるとか、仲間と協力して物事を成し遂げる達成感が感じられるといったことです。 問題のある企業はこれらをないがしろ (注3) にし、利益だけしか見ていないのです。 ただ、ここ数年、社員を大切にしながらも業績 (注4) を上げている企業が増えています。「社員を大切にするなどと甘いことを言っていたら、経営は成り立たない」と言われる中で、なぜ1それが可能なのか。 その条件を探ることが、本書の執筆理由です。 そこで一つ明らかになったのは、通常とは異なるリーダーの姿です。 多くの場合、非常に優れたリーダーがいて、社員はただ従っていれば業績が良くなるということが想定されますが、社員を大切にしながら業績を上げる企業のリーダーはそうではなく、社員を主役にするのです。 私はこれをスポンサーシップと名付けましたが、そこでは社員がどんどん力をつけ、育っていきます。ふ しょう じと
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